【休校対策】おうち時間どう過ごす?

新型コロナウイルスの感染防止対策として、
小・中・高・特別支援学校の臨時休校が発表されましたね…。
学校へ行く。当たり前だと思っていたのに…。
その当たり前の変化で、
子どもだけでなく、混乱している親御さんも多いと思います。

この長い春休み、どうしようかと(笑)





まずは、規則正しい生活を目指す

休校の理由が、目に見えない「新型ウイルス」となると、
何となく不要な外出は避けた方が良さそうです。
かといって家で一日中ゴロゴロされて、
勉強しなさいー!ってケンカするのも嫌ですよね。

まずは、過ごし方のハードルを下げて、
「学校の日と同じように起きて、ごはんを食べて、寝る」ことを
目標にしてみてはどうでしょう。
規則正しい生活は、風邪を引きにくくするメリットもあります。
最低限、そこだけを徹底してみると、
不思議と生活や考え方にゆとりとリズムが出てきます。


ごはんを作る。

1日の時間にゆとりとリズムが出てきたところで、
料理を一緒にしてみるのはどうでしょう。
生活の基本は、食べること。
お昼ごはんでも夜ごはんでもかまいません。
今までさせたことのない事をさせてみるのがいいかもしれません。
(いつもより30分早く支度にとりかかることをお忘れなく笑)

小学校高学年以上なら、簡単なレシピを一人で作ってもらっても!

料理コラムニストの山本ゆりさんが、
子どもでも簡単に作れるレシピをまとめてくれています。
【突然の春休みに!】子どもでも作れる、火を使わないレシピまとめました(冷凍うどん編)
【突然の春休みに!第二弾】子どもでも作れる火を使わないレシピまとめ(スパゲティ編)
【突然の春休みに!第3弾】子どもでも作れる、火を使わないレシピまとめました(ご飯編)
山本ゆりさんのレシピは、電子レンジで簡単に作れて、
なおかつ美味しいのでおススメです☻


「学校ではない学び」を体験させてみる

さて、お腹も膨れたところで何をしよう。
教科書を開いて1年間の復讐でもしてくれたらありがたいですが、
なかなかそうはいかない…

そこで、普段はあまりやらせていないことに、
目を向けてみてはどうでしょう。

例えば、この休校措置を受けて、様々な企業がサービスを提供しています。

そう。パソコンやスマートフォン、タブレットを使った読書や学習。

以下、いくつかまとめてみました!

  • 経産省HPでは、「休校中でも学べる」ネット無料教材を提供している
    民間事業者を紹介しています。
  • 学研ホールディングスは、家庭学習応援サイトを開設。
    無料で学習動画や本を読むことができます。(経産省HPにも記載あり)
  • ベネッセコーポレーション「電子図書館 まなびライブラリー」(小・中・高校生向け)は、進研ゼミ会員以外も3月23日23時まで無料で利用することが可能となりました。(利用登録は必要)
  • 科学技術広報研究会は、休校中の子供たちにぜひ見て欲しい
    科学技術の面白デジタルコンテンツの特別サイトを開設しました。



普段から利用している子にはさらに学べるコンテンツが増え、
今まで利用したことがなかった子は、新しい学びの機会になる可能性も。

今回はデジタル教材や書籍をご紹介しましたが、
「学校ではない学び」はこれに限った話ではありません。

普段、学校や部活、習い事で時間がなくてできないこと。
きっと何かあるはずです。
子どもとよく話してみて、
子どもがやりたいこと、興味のあること、
それを思い切ってやりまくってみるのも一つです。

思春期で、なかなか話をしてくれない場合でも、
自分が興味のあることなら口を開いてくれるかもしれません。


遊ぶ

最後は遊びです。
しっかり寝て、食べ、学んだら、遊びです。
前項でも触れましたが、
好きなことを思い切ってやることは「遊び」ともいえます。

マンガを読むのが好きなら、
自由に読め~!という時間を作ってもいいし、
ゲームが好きなら、たまには子どもと一緒にやってみるのもいいかもしれません。
(もちろん時間を決めるといいと思いますが)

好きなことを伸ばすと、それに釣られて他のことも伸びてくるといいます。

特に宿題もないこの休み(学校によってはあるかもしれませんが)、
思い切って普段あまりさせていないことを、
してみてもいいかもしれません


一日の終わりに:何かを書く

よく寝て、食べ、学び、遊び、そして最後は、「書く」。

書くことがきらいな子どもなら、
それだけでええ~!となるかもしれません。

でも「書く」ことって意外と普段できないことです。
やはり、時間がかかることだからです。

でも気構えずに書いてもらいたい。
日記でもいいし、今日読んだマンガの感想をまとめてもいい。
好きなことを熱く書いてもいい。
大好きな友達に手紙を書いてもいい。
帰りが遅い父親へ手紙を書いてもいい。

レタコミュ!なので、おススメは「手紙」ですが、
何か書いてみることは、自分の気持ちや思いを再確認し、
自分を見つめなおすいい機会にもなります。

時間がある今だからこそ、
是非「書く」ことをやってみてはどうでしょう。


とりあえず、プラスにとらえて乗り切りましょう!

だれでも「当たり前」が「当たり前」でなくなったら混乱するし、
普段と違うっていうだけでストレスになったりします。

でも、非常識かもしれませんが、こんな機会めったにない!
私の記憶の限りですが、学校が長い間休校になるなんてこと、
前例がありません。

そんな機会をどう使うか。
どう使ってやろうか。
そんな気持ちで過ごしてもらいたいと思います。

新型コロナウイルスの1日でも早い収束をお祈りしております。