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スマホ利用は小学生でも約40%!

 内閣府の平成30年度 青少年のインターネット利用環境実態調査によると、「スマートフォン」は小学生では 40.7%、中学生では65.8%となり、 高校生になると 94.3%が利用しているという結果になったそうです。また「2時間 以上」インターネットを使っている青少年は、小学生では 39.4%だが、中学生では 61.0% となり、高校生になると 82.6%となる。平均時間でみても、小学生(118.2 分)、中学生(163.9分)、高校生(217.2 分)と学校種が上がるにしたがって長くなっている、という結果になっているそうです。

ネットとの共存がテーマ

 このことからも分かるように、小学生・中学生・高校生にとってスマートフォンやインターネットとはなくてはならない存在になりつつあるのは事実です。現状、大人の私たちの生活を顧みても、ネットはなくてはならないもので、このレタコミュ!もネットで運営しています。ネットを排除することはもはや難しく、ネットといかに共存していくかがここ数年のテーマであるように思います。

ネットから離れる時間を持つ―手紙の提案

 ネットと共存していくためには、まずネットやSNSから離れる時間を作ってみてはどうでしょう。1週間に1日でも、いや1時間からでも、ネットやSNSから離れてみる時間を持ってみるといいかもしれません。その時間はぜひ、手紙を書く時間にあててみてはいかがでしょう。普段は勉強や部活、LINEやSNSに忙しくても、せめて休日や寝る前など、1週間のうちどこか1時間でも手紙を書く時間持つ—、これならできそうな気がしてきませんか。


手書きのススメ

 手紙を書くときは、ぜひとも手書きで書いてみて下さい。手書きは、スマホのようにサクサクできません。また、日記と違い、手紙は相手を気遣って、きれいに書こうとか間違えないようにしようという緊張感が自然と出てきます。最初は苦痛に感じるかもしれません。でも、その苦痛は、相手のことを考えているという何よりの証拠です。その優しい気持ちを大事にして、手紙を書いてみて下さい。

手紙は、ゆったりとした時間を与えてくれる

 また、手紙はSNSのように即座に返答が来たり、既読が確認できたりはしません。まったく時間感覚が違う存在です。ましてやレタコミュ!は月2回しか手紙がきません。そのゆったりした時間感覚を自分の中に持っているだけで、スマホやネットのスピード感と自分の感覚が異なるものであることに気づくと思います。じっくりと相手と向き合いながら手紙を書き、相手からの返事をじっくり待つ。最初はイライラするかもしれませんが、次第に慣れていきます。そうして、自分のペースを取り戻して、ネットやスマホを気にする回数は少なくなっていくかもしれません。

 レタコミュ!は文通を通して、少しでもネットやスマホから離れる時間を持ってもらえたら・・・と願っています。